なぜ看護師は結核患者と同じ部屋にいても大丈夫なのか?
結核病棟の看護師さんは、結核患者さんを看護しないといけません。
なので、結核患者さんの部屋に入り、結核患者さんと同じ部屋に
いることも多くなります。
結核患者さんが、ごほごほと咳をしていて、結核菌を吐き出して
いるのならば、なんだか危険な感じがして、そこへ入るとなると
なんだか結核に感染しそうな気がしますが、
なぜ看護師さんは結核患者さんと同じ部屋にいても感染しないの
でしょうか?
それは、マスクをしているからです。
特別なマスクです。
N95微粒子マスクといいます。
結核菌をシャットアウトするマスクなのですが、このマスクを
必ずしています。
そしてしっかり装着しています。
こうすることで、結核菌を防ぐことができます。
要は、結核菌を吸わなければよいわけです。
結核内科の先生とかも同じことですね。
結核の先生は、結核である人を診察するわけですから
もっとも感染のリスクは高いですね。
この先生たちもN95のマスクをしています。
だから感染しません。
ということは、いっぱんの人もこのN95のマスクをすれば
感染しません。(ちゃんと装着しているのなら)
ただこれだけですね。
ちゃんとした、感染対策をすれば、そんなに恐れることでは
ないのです。