結核の薬剤感受性試験とは?
薬剤感受性試験とは、細菌に薬が効くか効かないかを
調べる試験である。
結核菌の場合、いろいろ結核の薬があり、
4種類くらいの薬を同時に使うことになるが、
この使用している薬がちゃんと結核菌に効いているかどうか
を調べるテストである。
薬が効かないということは、その結核菌が薬に対して
耐性をもっているからである。
その場合は、その薬は効かないということになる。
効かない薬を使用してもどうにもならないので、
その薬はやめて、違うものを使用する。
この薬剤感受性試験は、培養検査によって調べるので
日数がかかる。
液体培地を使用した試験では1週間ほどで
結果がでます。
結核菌は、薬をちゃんとのまかったりすると、耐性ができるので
結核治療において、この薬剤感受性はとても重要になってきます。