抗酸菌とは?
結核菌は、マイコバクテリア属(抗酸菌属)の結核菌群に
属します。
一般細菌と異なり結核菌の表面は脂質、ワックス成分で
覆われているため、染色されにくく、いったん染色されると
酸、アルコール、煮沸などの脱色作用に抵抗性を示します。
酸に抵抗するので、
抗酸菌という名称となったようです。
抗酸菌属は2つに分かれます。
・結核菌群
・非結核性抗酸菌(非定型)
です。
結核菌群であれば、結核であり
非結核性抗酸菌であれば、結核ではありません。
非結核性抗酸菌症という病名になります。